夏に必須な冷房のことですね。英語では「クーラー」といっても通じません。また。「エアコン」でも通じません。それではなんと言ったらいいのでしょう?
Air Conditioner
または
AC
です!日本語で使う「エアコン」はこのAir Conditionerの省略形だったんですね。
多くの人がACといいます。
日本の家庭には絶対といっていいほどある冷房と暖房を兼ねたエアコンは海外の家庭ではあまりないので、日本のエアコンに当たる英単語はないのですが、あえて言えば、
Air Conditioner with Heater
となります。AC(冷房)に暖房機能がついてる機械という意味ですね。日本のように当たり前という概念がないので、「このACには暖房機能までついてます!」のように特別な機能として紹介されることが多いです。
ちなみにホテルの各部屋には日本のエアコンに当たる機械がついていることがほとんです。これが壊れている時やうまく機能しない時には、
“AC is not working.”
「冷房が機能しません。」
“Heater is not working.”
「暖房が機能しません。」
といえば通じます。面白いことに、暖房はHeaterで全く問題なく通じますが、冷房はCoolerでは通じません。Heaterの代わりにACでも通じることは通じますが、冷房がきかないと思われる可能性もあるので、もし心配であれば、
“AC is not working. It’s too cold here.”
「エアコン(冷房)が機能していません。部屋がすごく寒いです。」
と言えば、最初の部分で冷房かな?と思われても部屋が寒いと言った時点で、あ、この人暖房の方の話してるんだな、と分かってもらえます。
アメリカ人やカナダ人は日本人より体感温度が高いのか暑がりの人が多いので、
“Can I turn the AC on?“
「クーラーつけてもいい?」
と聞かれることもあるかもしれません。そんな時、
AC = クーラー、冷房
であることを忘れないように!
今回は冷房のお話をしましたが、暖房に関しては国や地域によって異なる規則があるので知らないと海外に行って驚くことがあるかもしれません。詳しくは文化の違い・海外生活:暖房システムの規則をご覧ください。