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北米(アメリカ&カナダ)と日本での医療制度の違い

医療制度は日本・アメリカ・カナダで類似点もあれば相違点もあります。細かい点まで話し出すとかなり複雑になってしまいますので本日はまとめて主に大きな違いをご紹介します。

ご存知の方も多いかもしれませんが、カナダは健康保険にお金がかかりません。カナダの国民か移民であれば(そうでなくても、特定の条件を満たしていれば申請できます)、州から健康保険カードがもらえ、それさえあれば基本的にどの病院や医院にいってもお金がかかりません

それに対してアメリカにはまず日本やカナダのように国民保険や州保険というものが存在しません。ようやく健康保険に加入することが義務づけられたものの、保険会社の数が多い上にプランも限りなく存在するので選ぶのがかなり大変な上に、保険料が高いので経済的に加入が難しかったり、加入していても医療費がかなりかかったりとまだまだたくさんの問題が存在しています。

このように考えると、日本の健康保険のシステムはカナダとアメリカの間ですが完全にカナダ寄りという感じですね。

カナダでは、ファミリードクターを持つというシステムが使われています。なので体調が悪い時やケガをした時、救急に行かなくていい場合には、必ず自分のファミリードクターのオフィスに予約を入れなければいけません。そこで、ファミリードクターに診てもらい、その診断結果から専門医への紹介状を書いてもらいます。なので、専門医に会うまでにかなり時間がかかるというのが大きな問題になっています。

日本では、問題があると自分で判断して専門医のところに行きますよね?カナダに移住するまで考えたこともありませんでしたが、日本のシステムは面白いなと思いました。医師でもない一般の人が自分で悪いところを判断して専門医のところに行く。足が痛いから整形外科に行ったら実は糖尿病だったとか、頭が痛くて風邪だと思い、内科に行ったら実は髄膜炎だったとか、起こりうることだと思います。そんな時にファミリードクターがいれば最初に医師に会ってどの専門医に会えばいいか教えてもらえるので安心して治療を始めることができます。ただし、先ほども言いましたが、プロセスが長いので時間がかかってしまうという欠点もあります。

これに対してアメリカには両方のシステムが存在します。これも保険会社が提供するプランによりますが、ファミリードクターを持つこともできれば、持たずに自分でいつでもどこでも専門医のところに行くこともできるんです。

医療制度は国によってかなり異なります。私は個人的にはカナダの医療制度が一番好きですが、日本も負けていないと思います。悲しいことに今住んでいるアメリカのシステムだけはあまり好きになれません。今後少しでも変わってくれればなぁと願う毎日です。

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