これはみなさんが実際に使うことよりも使われることのほうが圧倒的に多い表現です。特に海外旅行や留学の予定がある方は知っておくと大変便利です。
飲食店で使われる表現になりますが、
“For here, or to go?”
「こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りになりますか?」
という意味です。
特にカフェやテイクアウトのできるお店では必ずといっていいくらいよく使われる表現です。
レストランやカフェ内で食べたい場合は、
“For here, please.”
お持ち帰りをお願いしたい場合は、
“To go, please.”
と答えましょう。
日本ではお持ち帰りのことをテイクアウトと言いますね。これは間違いではありませんが、「こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りになりますか?」という会話表現の中では使われることはありません。
また、レストランやカフェには“Dine In”や“Take Out”と書かれた看板を見かけるかもしれません。“Dine In”は、店内で食べられるという意味で “Take Out”はお持ち帰りもできますよ、という意味です。
ただ、会話ではどちらの表現も使われずに、本日ご紹介した
“For here, or to go?”
が使われることが圧倒的に多いです。
ちなみに余談ですが、アメリカやカナダのコーヒーショップで “For here, please.”とお願いすると、コーヒーや紅茶がマグカップで出されることがよくあります。私は基本的に熱いコーヒーを時間をかけて飲むのが好きなので、
“For here but to-go cup, please.”
と言って、「ここでいただきますが、持ち帰り用のカップに入れてください」とお願いすることがよくあります。Cupの代わりにBoxを使えば、フードコートなどに行った際に、お皿じゃなくて箱に入れてね、といった表現としても使えます。意外と使える表現ですよ。