学校では発音記号の読み方は勉強しませんが、実はとても重要です。
新しい単語に遭遇した時、発音記号が読めれば正しい発音で覚えることができます。
今の時代、電子辞書やウェブサイトで音声を確認することもできますが、正しく聞こえていない場合、間違った発音のまま覚えてしまう可能性があるので危険です。
発音記号が分かった上で、音声で再確認するのは大変よいやり方です。
私が発音に興味を持ったのは、カナダに留学した2007年です。それまで自分なりに発音の勉強はしていましたが、曖昧な音がたくさんありました。カナダで発音矯正のコースを取り、初めて全ての発音記号の読み方を学びました。それからも、練習に練習を重ねてきましたが、いまだに発音で苦労することがあります。
英会話を勉強されたい方は、発音記号をマスターすることから始めることをおすすめします。
どんなに英単語を知っていても、英語表現を知っていても、間違った発音で覚えていてはいつまでたっても通じる英語を話せるようにはなりません。
それでは発音記号の読み方を完璧にマスターしたところで英語が通じるようになるのでしょうか?
残念なことにそういうわけでもありません。
リエゾン(単語同士の連結)やイントネーション(抑揚)も同じくらい重要です。ただし、これは発音記号の読み方を学ぶよりも遥かに難しくなります。
まずは、発音記号を全て覚え新しい単語が発音記号から読めるようになることを目標にし、リエゾンやイントネーションについては生の英会話を教材に少しずつ身に付けていくようにすると英会話力がぐんぐん伸びていきます!英会話上達法:リエゾンとイントネーションも併せてご覧ください。