今回は「食べ放題」を表す英単語をご紹介します。
日本ではよく
「バイキング」
「ビュッフェ」
が使われますね。
これらは英語が語源の単語でしょうか?
実は、
「バイキング」
は完全に和製英語です。
英語の
“Viking”
には「海賊」という意味はありますが、「食べ放題」という意味はありません。
これは、そもそも日本で最初に「食べ放題」を始めたレストランの名前が「バイキング」だったところから生まれた言葉だからです。
北米では絶対に通じないので気を付けましょう。
それでは
「ビュッフェ」
はどうでしょう。
こちらは、語源が英語ではなくてフランス語です。
英語では
“buffet”
と書きます。
フランス語の発音は「ビュッフェ」に近いのですが、英語では、
「バフェィ」
といった発音になります。
これで通じます。
これ以上によく耳にする「食べ放題」にあたる英語が、
“all you can eat”
です。
直訳すると
「食べられるものすべて」
ですね。
その通り、食べられるだけ食べることのできる、という意味です。
“all-you-can-eat restaurant”
という言葉が頻繁に使われます。
レストランの名前には“buffet”が使われることが多いですが、会話の中でどんなレストランに行きたいか、どんなレストランかを説明する時には、“all you can eat”が使われることがよくあります。
例えば、
“Let’s go to that all-you-can-eat sushi restaurant!”
「あの寿司食べ放題のレストランに行こうよ!」
“Have you ever been to ‘Great China Buffet’?”
「『Great Chine Buffet』に行ったことある?」
といった感じですね。
北米では、寿司、中華料理、インド料理の食べ放題のレストランがたくさんあります。機会があったらぜひ試してみてください。意外と安くて美味しいですよ。