私も発音には大変苦労してきました。一度クセがついてしまうと本当に矯正するのは難しいです。一つ一つの発音記号を正しく学ぶことももちろん重要ですが、それぞれの発音記号が文章の中でどのように聞こえるか発音されるかを学ぶことも英会話上達には欠かせません。
本日は私の英語が通じるものになった一番のコツと言っても過言ではないポイントをご紹介します。
それはズバリ
“T”
の発音です。
日本人が苦手とする“R”でも“L”でも“TH”でも“S”でも“SH”の発音でもありません。
“T”
の発音です!
正確にいうと単語の最後に出てくる“T”をどのように発音あるいは省略するかを学ぶだけで「通じる」英語に一歩近づくことができます。
多くの生徒さんが、単語の最後に出てくる“T”までしっかり発音されます。そのために次の単語がすぐに発音できず、文の途中でつっかえてしまい滑らかに文章が読めなくなってしまう傾向があります。
特に、最初の単語が“T”で終わり次の単語が“T”で始まる時など大変です。
いくつか例を挙げてみますね。
Next to
What time
Want to
Get to
すべて最初の単語が“T”で終わり次の単語が“T”で始まっていますよね?
こういう場合は特に最初の単語の最後の“T”は全く発音しないくらいで大丈夫です!
カタカナにしてみると
ネクストゥー
ワッタイム
ウォントゥー
ゲットゥー
という感じです。
これを
ネクストゥトゥー
ワットゥタイム
ウォントゥトゥー
ゲットゥトゥー
と発音する方がたくさんいます。
これを変えるだけでもかなり自然な英語に聞こえます。
上の例のように“T”から始まる単語が使われていなくても、“T”で終わる単語は“T”が消えてしまうかほぼ聞こえないことがほとんどです。
今回は発音しない“T”についてご紹介しましたが、この他にも“T”を“L”と発音するなど少し変えるだけで「通じる」英語に近づけるコツはたくさんありますので、今後どんどんご紹介していきますね。それでは
“See you next time!”
「シィーユー ネクスタイム!」
海外ドラマ「This is US」のシーズン1第2話で 「not two」, 「not to」を見つけました。これも同様で最初のtは発音されていませんでした。
Toshiさん、コメントありがとうございます。“t”が消える箇所を実際に海外ドラマの中で見つけられたんですね、素晴らしい! “t”を発音しなくても違和感がなくなるまで練習してみて下さい。自然な英語に聞こえるようになりますよ。