文法はやっぱり重要(Spoken English)

「文法はやっぱり重要(Written English)」の中で書く時に使える文法書についてお話しましたが、今回は話す時に使える文法書のご紹介です。

といっても英語を話す上で重要なのは文法だけではなく、発音、表現力、リエゾン、イントネーションなども必要になってくるので、ここで紹介する文法書さえ読めば英語を話せるようになるというわけではありません。しかし、「文法はやっぱり重要(Written English)」の中でもお話したように、基本的な英文法は英語を上達させる上では欠かせません。

英語の構造に少し慣れてきた方におすすめなのが、大西泰斗著の『ハートで感じる英文法』です。


NHK3か月トピック英会話 ハートで感じる英文法 (語学シリーズ)

(Amazonのページ上でなか見!検索!できますので、確認してみてください。)

大西先生の本はかなりおすすめです。

一番王道の『ハートで感じる英文法』をご紹介しますが、大西先生の本は英語を感覚で理解するというものばかりです。しかも、一番のおすすめポイントは読んでいて楽しいこと。文法書で楽しい!と思える本は本当に数少ないので大西先生のシリーズはかなり貴重だと思います。

『Evergreen』(旧『Forest』) や『Gramma in use』で説明されている文法を英会話の中でどうやって使っていけばいいんだろうと思われてる方や、これまで単語集や文法書で英語→日本語で訳してきて一通りの使い方しか分からないという方に特におすすめです。

ただし、この本をメインで使うのはあまりおすすめできません。読みやすい分、細かい文法説明はそこまで含まれていないので、細かい部分は大御所の『Eveegreen』(旧『Forest』)や『Gramma in use』でカバーするといいでしょう。

この『ハートで感じる英文法』と『Eveegreen』(旧『Forest』)や『Gramma in use』を併せたような内容になっているのが、最近新たに出版された大西先生の『一億人の英文法』という文法書です。


一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

こちらは、『Eveegreen』(旧『Forest』)や『Gramma in use』のように硬い文法用語を使わずに文法を説明しながら感覚で英語を学んでいくという構成になっています。さらに、通常の文法書が辞書のように重要性に関わらず項目ごとに説明されているのに対して、この『一億人の英文法』は最初から順に読んでいくと英文法をより深く学べるような構成になっているので、小説を読んでいるような感覚で読むことができます。

ちなみに私が大西先生のシリーズに出会ったのは、英語勉強方法を必死で探していた頃です。『Forest』には目を通し、TOEIC用の文法も少しずつ分かってきた頃に、本屋さんで面白そうと思って購入したのがきっかけです。それからその当時に出版されていた大西先生の本は全て購入して完読しました。そのおかげで今でも英文法の使い方で苦労することはほとんどありません。

少し英語の勉強に慣れてきたな、ちょっと違った勉強方法を取り入れてみたいな、と思われている方ぜひぜひ一度チェックしてみてください!目からウロコの経験をすること間違いなしです!

「文法はやっぱり重要(Written English)」の中でEveegreen』(旧『Forest』)や『Gramma in use』を取り上げていますので、併せてご覧ください。


総合英語 Evergreen(エバーグリーン)


単行本(実用) ≪語学≫ 総合英語 Forest 第7版 / 石黒昭博

 


English Grammar in Use 4th Edition: Book with Answers (イングリッシュ・グラマー・イン・ユース イギリス英語中級 第4版)解答付き

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