つい最近2年ぶりに日本に帰国しました。これまでも日本とアメリカ・カナダの間にはたくさん文化の違いがあることを感じてきましたが、毎回感じる大きな違いの一つが
マスクをしている人の数が半端じゃなく多い
ということです。
毎回日本に帰国するのが冬場だからなのかもしれませんが3人に1人くらいの確率でマスクをしているように感じました。
薬局やコンビニでもびっくりするくらいたくさんの種類のマスクが置いてあります。
アメリカ人の夫も前回日本に初めて行った際に驚いていましたが、今回の方がマスク率の多さを感じると言っていました。
カナダに留学した際にマスクを持っていきましたが、一度も使う機会がなかったことを今でも覚えています。
北米でマスクをしていると、感染病や病気を患っていると思われます。
日本のように「予防」を目的としてマスクをするという習慣がないためです。
カナダの病院で働いていた頃、インフルエンザの時期に予防接種を受けていない接種は感染予防のためにマスクをつけなければならないというルールがありましたが、医療界でのみでの共通認識ともいえるでしょう。
私も日本に住んでいた頃は常にマスクをつけていたので最初は違和感を覚えましたが、今ではマスクをすることに違和感を覚えます。
飛行機の中で面白い光景をみました。日本人の乗客がマスクしているのを見て、外国人の乗客が「風邪ひいてる人が多いね。」と隣の外国人の乗客に声を掛けているのを聞きました。確かに「予防」の習慣のない国から来た人にしてみたらそうですよね。
北米ではマスクをしている人の数が少ないので、海外旅行の際にチェックしてみてください。もちろんマスクをしていても全く問題ありませんが、「風邪ひいているの?」とか「大丈夫?」と言われる機会があるかもしれませんので、相手に構えられたくなければ、病気ではないこと、予防のためにしていること等、マスクをしている理由を説明してあげるといいでしょう。