婚約指輪の使い道

ご結婚されている方、婚約指輪(Engagement Ring)はどこにありますか?

タンスやドレッサーの引き出しに眠っている?

どこか安全な場所にしまってある?

いずれにしても

今指にはめています!

という方はあまりいらっしゃらないですよね?

北米では多くの人が婚約指輪(Engagement Ring)と結婚指輪(Wedding Band)をどちらもはめています。

これはBridal Set(日本ではセットリングと言うそうです)と呼ばれている婚約指輪と結婚指輪がセットになっているものが主流であるためかもしれません。セットで使うことが前提でデザインされているため、両方ともはめている人が多いのかもしれません。

もちろん結婚指輪だけをはめている人もいます。夫婦でペアリングにしたため、婚約指輪と一緒にすると合わないとか婚約指輪が大きすぎる(羨ましい!)といった理由のためです。

ちなみにはめる順番ですが、多くの人

1.最初に結婚指輪をはめて、

2.その上に婚約指輪をはめています。

こんな感じです↓

 

私も結婚するまで知りませんでしたが、ジュエリーショップのお姉さんによると、結婚指輪を心臓の近くに置くという習慣からこのような順番になったそうです。

 

が、伝統的にはもらった順番にはめていたそうで、

1.婚約指輪を最初にはめて

2.結婚指輪をその上にはめている人もいるそうです。

(このはめ方をしている人に会ったことはありませんが…。)

こんな感じです↓

※ダイヤモンドの位置が異なっていることに気づきましたか?個人の好みになりますが、多くの人が上の写真のつけ方を好みます。

また、左手の薬指に婚約指輪、右手の薬指に結婚指輪をはめてもいいそうですが、かなり稀だそうです。

実は私も結婚指輪は夫とお揃いで大好きなブルー系のジュエリーにする予定でしたが、婚約指輪を探している時に上の写真のBridal Setに一目ぼれしてしまったため、予定を変更してしまいました(笑)ちなみに夫は自分でデザインした結婚指輪をはめています。

北米では、既婚者は結婚指輪は必ずはめていて、女性は婚約指輪もはめているというのが基本であるように思います。中には職業柄、指輪をはめられないという人もいますが、ネックレスに指輪を通すなどして肌身離さず、という人が多いです。

日本では、既婚者の多くが結婚指輪ははめていますが、女性で婚約指輪まではめている人はなかなか見ないですね。

私も北米に長年住んでいなかったらきっとこの習慣を知らずにいたと思います。もともと宝石にそんなに興味はありませんでしたが、何度見ても飽きないくらい素敵な指輪をいただいたので、毎日はめることができて幸せです。職場の同僚や患者さんから「素敵な指輪ねー」といったコメントをいただく度に、自分で購入したわけでもないのにちょっと自慢したい気持ちになります(笑)

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