- この表現は大変よく使われます。けれども意味合いを理解していないと使うのが難しい上に、答えるのも少し難しい表現でもありますので、本日はどんな場面で使われ、どのように答えるのがベストかを併せてご紹介します。
“How did it go?”
「どうなった?」
という意味です。これは、何かイベントや出来事が起こった後に、そこに参加していた相手に対してどんな結果になったかを聞く時に使われる表現です。
例えば、
Ally (co-worker): “You had an important meeting with your client yesterday, right? How did it go?”
「昨日お客様と重要な会議があったんだよね?どうなった?」
Colin (co-worker): “Oh! It went well! They really liked our new project and wanted to invest.”
「あぁ、うまくいったよ!新しいプロジェクトをすごい気に入ってくれて投資したいってさ。」
Jennifer (friend): “Did you tell your parents about your engagement? How did it go?”
「婚約のこと両親に話した?どうなった?」
Angela (friend): “It went better than I expected. They were both happy for us and wanted to help us plan our wedding.”
「思ったよりうまくいったの!二人とも喜んでくれて結婚式の手伝いもしたいって。」
Mike (friend): “I had a job interview yesterday.”
「昨日面接があったんだ」
Tim (friend): “How did it go?”
「どうなった?」
Mike (friend): “I don’t think it went well. They asked me difficult questions which I couldn’t answer.”
「うまくいかなかったと思う。答えられないような難しい質問いっぱいされちゃってさ。」
という感じです。ここではすべてItを使っていますが、もちろんこのItのかわりに実際のイベントを入れても大丈夫です。つまり
“How did the meeting go?”
“How did your conversation with your parents go?”
“How did your interview go?”
といった感じですね。この
“How did it go?”
は時間や労力を使って準備したイベントや計画に対して使われるもので、聞き手はポジティブな結果であったことを願って質問する感じが強いです。
上の例文を見て気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、答えの文章が少し長めですよね?これは、
“How did it go?”
には、ただ単にうまくいったか否かを聞くだけではなく、もっと色々な意味合いが含まれているためです。なので、うまくいったよ、だけでは少し物足りないです。聞き手としては、どのようにうまくいったのか(いかなかったのか)、何が起こったのかも併せて知りたいのです。なので、答える時には例文のようにできるだけ詳細を伝えてあげるといいでしょう。友達や家族、同僚に何か大きなイベントが起こった後にぜひ聞いてみましょう。
今回ご紹介した表現と似ているようで意味合いも使える場面も異なる表現、使える英語表現集:“How was it?”も併せてご覧ください。