英語の勉強のために観始めた海外ドラマFriendsでしたが、気がつけば大ファンになっていました。今でもたまに全シーズン続けて観ることがあるくらい何度観ても楽しめる上に何度観ても学ぶことがたくさんある海外ドラマです。
生の英会話を学びたい方にはかなりおすすめです!
そのFriendsには面白いシーンが数え切れないくらいたくさんありますが、今日はその中でも私がお気に入りのシーンをご紹介します。
Season 1 Episode 1のPhoebeのセリフです。
奥さんがレズビアンだと分かり別れたばかりのRossが引っ越しをするという場面です。親友のJoeyとChandlerが手伝いをすることになりますが、JoeyがPhoebeに手伝ってくれない?と誘うシーンです。
“Phoebe, wanna help?”
それに対してPhoebeは
“Oh, I wish I could, but I don’t want to.”
と応えます。
日本語にするとあまり面白く聞こえないかもしれませんが、「手伝ってあげたいけど、手伝いたくないの。」と言っています。
英語の表現をみていただくと、おかしなことに気づくかなと思います。
本来なら、
I wish I could, but I can’t.
とするべきで「できたらいいんだけど(事情があって)できないの」と申し訳なく誘いや依頼を断るときに使うセリフです。
それをちょっと変わり者のPhoebeは、
I can’t.
の代わりに
I don’t want to.
を使っています。
JoeyもChandlerもPhoebeが
“I wish I could, but…”
と言った瞬間に、何か事情があって手伝えないんだと思い、きっと事情を説明してくれるだろうと期待しますが、Phoebeが
“I don’t want to.”
と言ったことで、2人は「手伝いたくないだけかい!」と拍子抜けするシーンです。
海外ドラマを英語で観るのが楽しくなり始めたのがこの文章の面白さを理解した頃だったので、思い出のフレーズという意味も含めてお気に入りです。
ちなみに、何かに誘われて本当は行きたいんだけど事情があって行けないという時には、
I wish I could, but I can’t because I have to work on that day.
「行ければいいんだけど、その日は仕事があって行けないの。」
あるいは
I wish I could, but I’ll be out of town on that Friday.
「行ければいいんだけど、その金曜日は市外に出かける用事があるの。」
などと事情付きで断ってあげると相手もただ単に来たくないわけじゃないんだと納得し、気まずい関係になったり気分を害してしまうことがなくなるでしょう。
今後もどんどんFriendsのお気に入りのシーンや使える英語表現集をご紹介していきます!
Friends観始めました!!
まだ笑いが入るシーンでも何が面白いかの分からない、、、という以前に英語だけだとストーリーすら理解できない状態ですが。
英語の字幕を見て必死聞いていますが早過ぎてついていけないです(泣)
いつか分かるようになって自然と楽しめる日が来るのか、、、頑張って観続けてみます。
お気に入りシーンや使える表現また紹介してください。
そういう所は何回も観て私も記憶に残します!
veggie9さん、Friends観始めたと聞いてとても嬉しいです!登場人物がかなり早口な上に、これまたアメリカの文化や商品、有名な映画のセリフなどを知らないと全く分からない表現がたくさん出てくるので全てのシーンを完璧に理解するのは難しいかもしれませんが、よく使われる表現を学ぶ上でFriendsはとってもおすすめです!今後も少しずつFriendsで使われている面白い表現や使える表現をご紹介していきますね!