たった今グレイズ・アナトミーのSeason 8 Episode 3を観ていたらこのような表現が出てきました。
“Third time is a charm.”
2度の失敗の後、3回目の手術を受けることになった患者の息子が言ったセリフです。
どんな意味かお分かりになりますか?
直訳すると、
「三回目はお守り/おまじないです。」
となりますね。
この”Charm”は「幸運を呼ぶもの」を意味する単語です。ここから「三回目には幸運がある」といったニュアンスが生まれます。
日本語でよく使われる表現が思い浮かびましたか?
そうです。
「三度目の正直。」
という諺です!
この表現は結構色々な場面で使われます。海外ドラマや映画の中でも頻出しますし、日常生活の中で使う人もたくさんいます。
直訳してしまうと、
“Third time is honesty.”
のような意味不明の文になってしまいますので気を付けましょう。
今回は諺のご紹介でしたが、諺に関しては直訳では全く通じなくなってしまう可能性が高いので、その都度、辞書やネットで調べるようにしましょう。日本語と英語とで全く違う言い回しを使う諺が多いので、文化の違いを学ぶのには最適です。
例えば、
“When in Rome, do as the Romans.”
「ローマにいる時には、ローマ人がするようにしろ。」
⇒「郷に入っては郷に従え」
“Birds of a feather flock together.”
「同じ羽の鳥は群をなす。」
⇒「類は友を呼ぶ」
“The early bird catches the worm.”
「早起きの鳥は毛虫(餌)を捕まえる。」
⇒「早起きは三文の徳」
といった感じですね。
なんとなく英語から日本語でいう諺がお分かりになるかと思いますが、英語での表現を知らないと意味不明の文章が出来上がってしまうので注意しましょう。
分からない時には、どんなことが言いたいのかを伝えて、似たような諺が英語にあるかどうか聞いてみましょう!諺は数えきれないほど存在する上に結構日常生活の中で使えるのでたくさん知っていれば知っているほど表現力も豊かになります。