「行かなきゃ!」という時に使う表現です。
海外にあるポスターや広告ではこのフレーズが「トイレに行かなきゃ!」という意味で使われることがたくさんあります。
けれども日常生活の中で「時間なので行かないと!」という時にもよく使われます。
学校では
I have to go.
I need to go.
と習ったかと思いますが、
I’ve got to go.
の方が会話ではよく使われます。
ただし、時代が変わるに連れて言葉も変わっていくように、この
I’ve got to go.
を
I’ve gotta go.
I got to go.
I gotta go.
Got to go.
Gotta go.
と表したり言ったりする人もたくさんいます。
ちなみにこのgottaはgot toの略でスラングと呼ばれるものなので、ビジネスレターやメールの中では使わないようにしましょう。
友達にメッセージを送る時には使っても構いませんが、使っていいのかいけないのか混乱してしまう、という方は使わないようにするのがよいかと思います。
私はこのgottaや他にもよく使われるwanna(want toの省略形)やgonna(going toの省略形)は書き言葉の中では例え友達であっても使わないようにしています。
癖になってしまうと、直すのが難しいので。
書き言葉のことはこれくらいにして、それ以上に厄介な話し言葉についてお話します。
I’ve got to go.
をアメリカ人やカナダ人が言っているのを聞き取るのが難しいと感じることがあるかもしれません。
難しいですが、カタカナにしてみると、上の文章は
アイヴ ガットゥ ゴゥ
のようになるかなと思います。
けれども実際には
アイヴガラゴゥ
アイガラゴゥ
のように聞こえます。
もしかしたら、文章で見れば意味は分かる方も実際に聞いたときに聞き取れないという経験をしているかもしれません。
海外ドラマにはエピソードに最低一度は出てくるくらいよく使われる表現なので、機会があったら
アイガラゴゥ
という表現が聞こえるかどうかチェックしてみてください。
また、IのかわりにYouやWeが使われることもたくさんありますので、それも併せて聞き取る練習をしてみましょう!
その際には
You gotta go.
We gotta go.
が一番使われるかと思いますが、
ユーガラゴゥ
ウィーガラゴゥ
と聞こえるので注意が必要です。
ちなみにFriends Season 6 Episode 2にも出てくるので字幕なしでご覧になり、どのシーンで誰が言っているか確認してみてください。