『ネイティブ』
私もよく使いますが、誰もがご存知の単語ですよね。
日本でネイティブと言えば、もちろん英語を第一言語とする人のことを指しますね。
しかし、このネイティブという単語、英語では日本語で使っているネイティブの意味とは異なることがあるので注意が必要です。
よく「ネイティブみたいに英語が話せるようになりたい!」という表現を聞きますよね。
日本では全く問題なく使うことができますが、これを英訳するとちょっと困ったことになります。
× “I want to speak English like a native.”
「先住民みたいに英語を話したい。」と取られてしまう可能性があるからです。
侮辱的な単語と捉える人もいるので、思いもしないところで相手の気分を害してしまうかもしれません。
絶対に使ってはいけません、というわけではありませんが、誤解を招く可能性があるので私は使うのを避けるようにしています。
代わりに、
◎ “I want to speak English like a native English speaker.”
を使うようにしています。
これで誤解はされません。
ちなみに、私たちのように、英語を母国語としていない人たちのことを
non-native English speaker
と言うこともできるので覚えておくとよいでしょう。英語の記事やニュースにもよく出てきます。
今ではあまりに普及してしまっている『ネイティブ』という単語ですが、英語を話す時には注意して使うようにしましょう。
私もnative=英語を第一言語として話す人 で覚えていましたが、ローカルの人がしゃべる英語を聞いた時、nativeが形容詞として使われ、その後に続く名詞を聞いた時に意味が理解できなくなり、辞書で調べると「本来の〜、生まれつきの〜」と言った意味があることを知りました。和製英語は恐いですね。本来の意味とは異なる、ついつい日常生活で間違って使ってしまっている和製英語、たくさん教えてほしいです。
私も和製英語のおかげで恥ずかしい思いをした経験がたくさんあります。私と同じ間違いをしてほしくないので、今後も和製英語についてはどんどんご紹介していきますね。