日本語では予期していないことが起こった時などに「ハプニングが起こった!」と言ったりしますよね。このハプニングですが、英語では
Happening
と書きますが、日本語で意味するハプニングの意味はありません。
英語ではイベントや出来事という意味で使われます。あまり頻出する使い方ではなく、イベントや出来事にはEventやIncidentまたはOccurrenceが使われることの方が圧倒的に多いです。
では、日本語で使うHappeningですが、意味が近いのは
Accident
です。
Accidentは意図していないまたは予期していない事故や事象について使われるのでこのハプニングに近い単語になります。ただし、Accidentには深刻な事故等も含まれるので、「ちょっとしたハプニング」と言いたい時には
A little accident
といった表現を使うようにして深刻な事故ではないことを明らかにしてあげましょう。
この他にも
Mishap
という単語が使われることがあります。これはどちらかというと予期していない不運な出来事に対して使われるので、旅行中に起こった珍道中などに使うことができます。
会話の中では普通に何が起こったかを説明することが多いので、この単語はそんなに頻繁に使われませんが、記事のタイトル等には
Funny travel mishaps
Worst travel mishaps
などで見かけることがあるでしょう。
“Tell me about your worst travel mishaps.”
「最悪な旅行中のハプニングについて聞かせてください。」
などと聞かれることがあるかもしれませんが、回答する時には実際に起こった予期せぬ出来事を説明してあげましょう。
“Our trip was full of mishaps.”
「ハプニングだらけの旅行でした。」
ということもできますが、私だったら単純に
“So many interesting things happened during our trip.”
「旅行中に面白いことがたくさん起こりました。」
のように会話を始めて実際に何が起こったかをその後に言います。
いかがでしたか?に日本語のハプニング代わる英語にはAccidentやMishapがありますが、実際に何が起こったかを言うことでAccidentやMishapがあったことを表現することの方が多いということ、どんな場合にもHappeningという英語は使えないことを覚えておきましょう!