海外ドラマで英会話:“What’s that in American?”~『Bones』より

文化の違い・海外生活:単位の中でもお話しましたが、アメリカでは日本やカナダとは違う単位を使います。

けれども、科学や医学の世界では、世界基準のメートル法を使います。

もちろんメートル法を知っている人は専門家以外少ないです。

ちなみに私の夫も全く分からないので、私が今日は31℃だって!とか言うと

“Oh my god, that can’t be true! It’s too cold!!”

といった反応をします(笑)

話がそれてしまいましたが、私は海外ドラマが大好きです。

お気に入りのドラマの一つBonesでは、超天才科学者達が難しい用語を頻繁に使うシーンがたくさんでてきますが、そんな科学者達と一緒に仕事をしているのが素朴でイケメンのFBI捜査官のBoothです。

Boothはもちろんメートル法を知りません

なのでメートル法を使われた時のBoothの反応が面白いです。

 

まずはSeason 2 Episode 19でのシーンから。

Zack: “The blade was moving at a velocity of approximately a hundred and sixteen meter per second.”

Booth: “What’s that in American?”

Brennan: “About two hundred and sixty miles per hour.”

細かい内容はここでは述べませんが、注目していただきたいのはメートル法が分からないBoothのセリフです。

“What’s that in American?”

「アメリカ式にするとどうなる?」と聞いています。

ここでのAmericanは厳密にはImperial Systemのことで日本語では「ヤード・ポンド法」のことです。

メートル法からヤード・ポンド法に変換してくれと言っているのです。

 

続いてはSeason 6 Episode 9でのシーンです。

これは実際に映像を見たほうが分かりやすいので、Hulu等をお持ちの方はぜひぜひ確認してみてください。

Brennan: Let’s estimate weight at… 63 kilograms.

Booth: ?????

Saroyan: 140 pounds.

Booth: Right.

ここではBoothは何も言いませんが、単位を変換してもらうのが当然といった表情でSaroyanに視線を向けます。

つまり?????には体重をkgからlbに変換してが隠れています。

 

海外ドラマにはたくさんアメリカ式の単位が出てくるので見ていて分からないことがたくさんあるかもしれませんが、大変勉強になります。

 

海外ドラマで文化の違い、特にアメリカとカナダの文化の違いを勉強したい方は、今回とりあげたBonesHow I Met Your Motherが超おすすめです!どちらにもカナダを使ったジョークがたくさん出てきます。

2 thoughts on “海外ドラマで英会話:“What’s that in American?”~『Bones』より

  1. leftyuncle より:

    ボーンズは僕もTSUTAYAレンタルで見ていました。一向に終わる気配がなかったので途中で見るのを辞めてしまいましたが。
    さて、距離、長さの文化違いは大きいです。
    マイルだしポンドだしインチだし。
    映画での日本語字幕はm、kgに置き換えられます。
    この文化差は絶対に埋まらないとは思います。
    今度は「言葉」に関する極端な文化差があればを紹介してください。

    1. Mango16 より:

      コメントありがとうございます!ボーンズは12シーズンあります。かなりシーズンたくさんありますが、何回見ても全く飽きない内容だと思います。
      そうですね、単位は本当に曲者です。アメリカが国際基準にしてくれるといいんですが(笑)
      今後も文化差についてどんどんご紹介していきますね!

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