使える英語表現集:”It depends.”

私はこのフレーズを毎日最低一度は使っていると思います。それくらいよく使えるフレーズです。

これは質問に対する答えとして使われるフレーズです。明確な答えがなく「状況によるね」と答えたい時に、この

“It depends.”

を使います。ほとんどすべての質問に対して使えますが、質問が単純な場合や答えが明確な場合には通常使いません。例えば、

“What is 1 + 1?”

「1足す1は?」

に対して

× “It depends.”

とは言いません。これはもちろん答えが明確なためです。

その他にも

“Is today Monday?”

「今日月曜日?」

に対しても使えません。これも答えが明確なためです。

それ以外の質問に対してはほぼすべてこの

“It depends.”

が使えてしまいます。

例えば、

“Do you want to come?”

「一緒にくる?」

It depends. Who else is going?”

状況によるね他に誰が行くの?」

“Do you think you’re going to be working here in 5 years?”

「5年後もここで働いてると思う?」

It depends. If I get a better offer, I might leave.”

状況によるねもっといいオファーがあればここを去るかも。」

“How long does it take to the station?”

「駅に行くのにどのくらい時間かかる?」

It depends. When there is a traffic, it takes over an hour.”

状況によるね。渋滞があれば1時間以上かかるよ。」

“What time do you usually leave for work?”

「いつも何時に仕事行くの?」

It depends. When I have a meeting, I leave around 6.”

状況によるね。会議がある時は、6時頃に行くよ。」

 

ちなみに

“depend on~”

~次第である、~によって決まる

という熟語をご存知の方は多いかと思います。

“It depends.”

の代わりに“depend on~”を使って言い換えることができます。

上の例を使うと、

“It depends on who is going.”

“It depends on whether I get a better offer or not.”

“It depends on traffic.”

“It depends on whether I have a meeting or not.”

といった感じですね。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この

“It depends.”

大変使えるフレーズですが、答えとしてはちょっと不十分なことがあります。なので場合によっては、

“It depends.”

という答えだけを返すと、

Depends on what?”

「何によって決まるの?」

と聞かれることもあります。

いかがでしたか?本当によく使える返答ですので、ぜひマスターしましょう。

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